千葉で創業融資を受ける(千葉県・市)

千葉で会社設立して創業融資を受ける場合、最初に検討するのは日本政策金融公庫の創業融資制度ですが、それと合わせて千葉県や千葉市などの地域の公的支援制度も検討してみましょう。

地方自治体の創業融資制度

県や市などの地方自治体でも地域の活性化などを目的に創業融資制度を用意しているところがあります。

千葉県では、県制度融資という融資制度があります。
県内の中小企業に、経営の活性化や安定のために必要な事業資金を、県・商工会議所・商工会・中小企業団体中央会・金融機関・千葉県信用保証協会と協力して融資を行っています。

既存の企業向けの制度ですが、創業者に対する融資も行っています。

また、千葉市では

チャレンジ
資金
これから市内で新たに事業を開始しようとする中小企業者、又は創業後5年未満の者。
トライアル支援資金市内で事業を営む中小企業(法人)のうち、下記条件のいずれかを満たす者。
・大学等の研究機関と連携して新製品や新技術の研究開発、事業化又は事業の拡充を図るための資金を必要とする者。
・特許権等の知的財産に関して法令により定められた権利又は法律上保護される利益に係る権利を活用して、事業の拡充を行うための資金を必要とする者。

というような制度があります。

千葉市以外にも、習志野市など他の市町村でも融資制度や融資は無いけど日本政策金融公庫から借りたお金に対する利子補給の制度などがあります。

地方自治体の融資制度への申し込み

千葉県の県制度融資などの地方自治体の融資制度を利用する場合には、まず口座を開設している銀行などの取引金融機関に行って、県制度融資を受けたいって相談してください。

そうするといろいろと説明してくれたり必要書類を教えてくれたりします。

基本的には、直接県や市に申し込むのではなく、銀行などの金融機関を通して申し込むことになります。
銀行もどこの銀行でもいいというわけではなく、指定されている場合がありますので、もし、指定銀行に口座が無い場合は新たに作る必要も出てきます。

それだけではなく、千葉であれば、千葉県信用保証協会の保証を受ける必要があるなどいろいろと条件があります。
例えば、千葉の県制度融資では

農林漁業(素材生産業及び素材生産サービス業を除く)、金融・保険業(保険媒介代理業及び保険サービス業を除く)等、信用保証協会の保証対象外業種は県制度融資の対象になりません。

というように、対象とならない業種や資金使途(借りたお金の使い道)がありますので、気をつけましょう。

また、その地域で事業をしている会社だけが使える制度ですので、市や町が異なると制度が違います。
自分の会社の所在地の制度を確認するようにしてください。

まとめ

地方自治体の融資制度を利用する場合には、いろいろと条件があります。
また、融資の承認も日本政策金融公庫と比べると時間がかかります。

ですが、金利の優遇や利子補給など検討に値するメリットもあるので、チェックしておくといいです。

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